粘土制作
こんにちは、なないろです!
少しずつ日が短くなり、公園遊びも肌寒くなってきている今日この頃です。
秋が深まる中、なないろでは、先週に引き続き芸術の秋ということで制作活動を行いました。
町内の公園で子供達も拾ってくれた木の実や、枝も使い秋らしい作品を作りあげた子供達です。
今回の制作活動では、おもに紙粘土を使用しています。
放課後デイサービスを利用するお子さんの中には、感覚が人よりも過敏であったり、鈍いお子さんもいるかと思います。
そのようなお子さんにとって、
粘土制作はとってもおすすめです
では、なぜ粘土が向いているのでしょうか??
粘土を用いることで様々な感覚や力
を育てることが出来るからです!
①粘土を触ることで柔らかさ、固さ
②粘土から伝わる、つめたさ、あたたかさ
③指先を刺激することで脳の発達を促す
④形をつくりあげる創造力(見本を模倣する際は視る力)
⑤粘土制作は、失敗が少ない為自己肯定感を養える
⑥粘土をこねる作業になると、指先だけでなく、身体全体での動きが必要となり粘土をこねる筋肉の動きや、関節の動きを感じとる固有覚も養える
このように、粘土を用いることで、様々な感覚入力が
行われ、感覚の過敏さ、鈍さを改善することに繋がっていきます。
色々な感覚に触れることで、感覚の統合を促し、日常生活の質も上がっていくことになるんですね。
なないろの子供達も、ピザ生地のように伸ばしたり、細長く丸めてみたり、小さなお団子にして潰したみたりと、
子供達、それぞれが創造力を発揮して作り上げていきました!
同じ材料を使用した子ども達ですが、
どれもオリジナリティに富んでいて、とても素敵な作品が出来上がりました(*≧∀≦*)
ですが、お子さんの中には、
粘土が苦手、、
という子もいますよね。
そんな場合には、無理強いはせず、
粘土の何に嫌がっているのかは確認することも大切です。
なかには、臭いが苦手で触りたがらないお子さんもいます。
感覚が過敏なお子さんの場合には、指先だけで触り
手全体で触る事を嫌がることも多いです。
そのような場合には、作っているものを壊して貰ったり、粘土を丸めて作ったボールなとで遊ぶなど、
お子さんの様子を見ながら、少しずつ粘土に触れられる時間を伸ばしてみましょう!