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憧れのつくえ


こんにちは!なないろです!


今週は月曜日から雪!雪!雪!

先週までは、もう、春だなぁ、、なんて思っていたのですが、あっという間に雪景色が戻って来ました。

もう少し、雪遊びを楽しめるかな?


さて、先週、児発さんの作業では、塗り絵と折り紙を行いました。

細かい所も、はみださないように、真剣な表情で取り組んでいました!



昨年の夏に比べると、集中力もアップ!筆圧もアップ!色鉛筆を動かす細かな動きもアップ!


先生達の口癖と言えば、、

『塗るの上手になったねーー凄いねーー!!』

の今日この頃です!


そんな中、塗り絵と折り紙に使用した机に注目!!


たまたま、この日は小学校から譲って頂いた学習机を使用していました。


『この間、小学校行ったときにあった机だーー!!』

と、春からランドセルを背負うお友達が気がついてくれました。


課題の時間も使用してはいたのですが、

たまたま、2つの机を隣り通しに並べて作業を行っていました。

『なんだか、学校みたいだねーー!!』と、

言い合うお友達(*≧∀≦*)


『小学校のお姉さん達は、ここにかけるよね??』と、机の側面にあるフックについて尋ねてくれました?

『そう、そう』

と、何気なく返答した先生に、

『ここに、かばんかけてみてもいい??』

と、目をキラキラさせるお友達。


隣のお友達も、

『これは、小学校のお姉さんじゃないと使えないの?今、かばんかけてもいい?』


『今は作業中だから、かばんをとりに行くのは終わりの挨拶してからにしようかなと思うんだ?学校でもお勉強中はあるかないよね?』

と返答した先生に、

『そうだよね、、じゃあ、今つけてるポーチならかけてもいい?』

と、交渉してくれました!

『うん、それならいいかもね!!』

と、伝えると2人とも満面の笑みで身につけていたポーチを嬉しそうに机の側面のフックにかけていました! 


『なんか小学生みたいだねー!!』

『お姉さんだね!!』

と、言い合いながら作業を続行!!


小学校の憧れの机のフックに、ポーチをかけたことで、2人のお友達は小学生モード全開になり、

な、なんと、1時間弱も机に座って、塗り絵や折り紙を

楽しんでくれました!

こんなに長い時間、座って集中して作業を行えることにびっくりしました。


『憧れのつくえ』の力は偉大でした!!!


先生にとっては、見慣れていた机でしたが、児発さんのお友達には、憧れの存在だったんだなぁ、、


憧れの物を使えると、嬉しくて、嬉しくて、いつもよりパワーがみなぎってくるんですね!


子供達が伝えてくれる、やってみたい、使ってみたい気持ちを、大人が常識や、規則にとらわれすぎずに支援することが大切なんだなぁと感じました。


そして、この日の放デイさんの作業は、

恒例のサーキット!!でした!


いつものサーキットでは、支援員がコースを決めて子供達に挑戦して貰う方法でした。


その日は、サーキットで使う道具を、どうしても気になって触りたいお友達がいたので、そのお友達に、

『〇〇ちゃん、手伝ってくれるかな??これ、並べて来てくれる?』とお願いをしました。

そのお友達は、支援員の先生と一緒に並べてくれました。


そんな中、もう1人のお友達が、、

『僕は並べられないの??』と先生へ小さな声で質問しました。

『今は〇〇ちゃんに頼んだの、ごめんね、、』

と、伝えると頷いてくれました。

やりたかった気持ちを、

『〇〇したい!!』と率直に伝えてくれるお友達もいれば、

今回のように

『〇〇できないの?できる?』と、先生に質問してくれるお友達もいます。


どちらも、自分の意見を伝えることが出来て素敵なことですよね。

さらに、後者は、質問することで、自分の意見をただ伝えるだけではなく、相手の意見も聞こうという姿勢が含まれています。


伝えたい内容は同じでも、伝え方によって、相手とのコミュニケーションが生まれますよね。


この質問の仕方に、とても感心しました!


その後、2回目を行う際に、先生から

『次は〇〇くんがコース好きなように作っていいよ!お願いします』

と、伝えると、


とても嬉しそうに『いいの!!』と返答してくれ、自分で考えてサーキットのコースを組み立ててくれました。

自分で作ったコースに挑戦するということで、

『先生、タイムはかって!!』と、

とても嬉しそうに、取り組んでくれました!


子供たちとの会話の中から、

子供たちの気持ちを汲み取ることが大切なんだなと改めて思った日でした!


来週は、もう3月ですね、、春が待ち遠しい!

新しい出会いが待ってる予感!!


ではでは、また来週(*'▽'*)